皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また日頃より支部活動に、多大なご理解とご協力を賜り心より御礼申し上げます。
今年は、癸(みずのと)卯年で、兎には跳ねる特徴があるため、飛躍・向上を象徴するとされ、また兎の性格は穏やかで温厚であることから家内安全にもつながるようです。
昨年はウクライナへのロシア侵攻、為替の急激な変動、そして依然として続いているコロナウイルス感染症など私たちの生活に大きな影響を及ぼした1 年でした。今年は、コロナ禍後の景気回復とともに世界が平和にまた日常生活においても穏やかに安心できる生活が送れるよう願っております。
支部におきましては、コロナ禍前の行事を再開すべく規模的には縮小を余儀なくされながらも、3 年ぶりの定期総会、9 月の常会、懇話会ともに会場型で実施することができました。また厚生活動は本会の秋季野球大会が開催され、11 月には支部ボウリング大会、旅行(日帰りの横浜崎陽軒工場見学ツアー)を開催することができました。同好会活動も少しずつ復活しております。やはり、皆様と直接お会いしお話しができることはとても嬉しいことであり、人と人の繋がりをより強く感じる気がいたします。業務においては、Web会議等も非常に有用な方法の一つではありますが、一方では対面型、集合型といった「人が集まる」ことの大切さ、重要性を強く感じたしだいです。今後も状況に応じ、その使い分けを行いながら支部活動を進めてまいりたいと思います。
すでにご承知の通り、10 月1 日から適格請求書等保存方式いわゆるインボイス制度が始まります。ほとんどの会員の方が、登録番号の取得手続きを済まされていることと思いますが、締切り間近になりますと、不測の事態も想定しなければなりません。早めのご対応をお願いしたいと思っております。さらに令和6年1 月1 日から施行される「改正電子帳簿保存法」においては、データでの取引は紙保存ではなくデータ保存が義務付けられています。繰り返しとなりますが、もしデジタル化に足踏みをされている方がいらっしゃる場合には、本会デジタル化委員会、支部情報システム部までお気軽にご相談いただきたいと思います。
昨年12 月には、本会の役員改選選挙が行われました。品川支部においても同じく役員の改選があり、新しい役員候補者が選任されました。支部長としての私の任期は、残すところ約半年となりましたが、しっかりと次期執行部にバトンを渡せるように努めて参りますので、今後とも支部活動へのご理解と、ご協力をいただけますよう、あらためてお願い申し上げます。
本年も会員皆様の更なるご多幸とご健勝並びにご事業の繁栄をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。